出版社内容情報
キャパ、ブレッソンらが創設した写真エージェント《マグナム》。写真家たちへのインタビューを元に肉声を再現し、個性的な群像、撮影の「決定的瞬間」に迫り、激動の戦後50年を振り返る。
内容説明
戦争や重大事件の最前線でカメラを向けた写真家たちは、時代をどう捉えたのか？写真家集団『マグナム』の創設者キャパ、ブレッソンらへのインタビューや資料をもとに肉声を再現し、結成５０年の紆余曲折、個性あふれる写真家たちの群像を描いた、臨場感に満ちた戦後史。
目次
第１章 総会
第２章 マグナムを創ったひとびと
第３章 マグナムのできるまで
第４章 新たにマグナムに加わったひとびと
第５章 決定的瞬間
第６章 家族の死
第７章 ユージン・スミス
第８章 検閲と自己規制
第９章 ゲバラの日記を巡る騒動
第１０章 ヴェトナム
第１１章 全盛期の終焉
第１２章 危機と狙撃
第１３章 創立半世紀への道のり
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
17
素晴らしい。トロツキーの情熱と人柄が伝わってくる表紙に心を取られ、くそ重たい本を抱えて長いこと眺めていました。政治家たちの情熱、土臭さが時代を感じさせる。スターリンの奇妙な写真。そして往年の俳優たち、作家の写真。有名な写真から始めてみるものまで、非常に面白かった。シリーズなんだ…他のも見てみたいなあ。2016/06/11
sasha
0
才能ある写真家たちの諍いは、まるで子供のよう。2010/03/02
