出版社内容情報
ドイツ音楽学界の重鎮が楽長バッハ、つまりケーテン時代のバッハを、研究史上はじめて正面から取り扱った労作。単なる伝記研究ではなく、豊富な資料を駆使しつつ鋭い作品分析やバッハ像の歴史的変遷を絡ませて、バッハの世俗的な側面に新たな照明を当て、楽長バッハの意義を積極的に評価する。【全巻内容】1 現代のバッハ像(論文集)/2 バッハと時代精神/3 バッハの美学/4 楽長バッハ/5 ケーテンのバッハ/6 バッハのカンタータ/7 バッハとライプツィヒの教会生活/8 バッハ家の音楽家たち/9 バッハの世界(論文集)/10 バッハ資料集/別1 バッハアルバム/別2 バッハ作品総目録