出版社内容情報
摂津、丹波、但馬、播磨、……瀬戸内から日本海にまでいたる多彩な風土と独自の食文化、さらに国際都市神戸のハイカラ料理、淀川長治氏が語る神戸モダンボーイの食事も紹介。
内容説明
味くらべおくに自慢。県内各地、地元のお年寄りが語る家庭の味。
目次
異国料理の似合う街・神戸の食―浜風が運ぶ異国の息吹と新しい味
瀬戸内沿岸〈明石〉の食―夕凪の夏の浜辺の干しだこの列
播州平野の食―揖保川の流れとあふれる陽光が生んだそうめんどころ
播磨山地の食―裏作できぬ豪雪の地に授かる米と山川の幸
但馬海岸の食―春秋の日本海で底曳綱漁、大漁の魚はへしこに漬けて
丹波の食―酒粕香る篠山盆地、丹波杜氏の秘伝が生きる
淡路の食―激しい潮流がつくりだす鳴門わかめや角なしさざえ
人の一生と食べもの
兵庫の食とその背景
兵庫の食 資料