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人間選書
カマキリは大雪を知っていた―大地からの“天気信号”を聴く

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  • サイズ B6判/ページ数 166,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784540031144
  • NDC分類 486.4
  • Cコード C0345

内容説明

「カマキリが高いところに産卵すると大雪」は本当か?どうして毎年生む高さが変わるのか、何を目安に決めているのか、それも雪の降る数カ月も前に…。積雪予測に挑み、自然の不思議に迫った民間研究者の記録。

目次

第1章 カマキリの天気予報(「三八豪雪」;雪国に多く残る民間伝承 ほか)
第2章 カマキリの一生と不思議な力(予言者カマキリ;カマキリの一生と生活 ほか)
第3章 卵のうにこめられたカマキリの生き残り戦略(カマキリの必死のたくらみ;キーワードは安全第一 ほか)
第4章 卵のうは雪に埋もれない―最深積雪を予測する(卵のうの高さと積雪の関係;平坦地を考えた高さになおす ほか)
第5章 カマキリは地球の鼓動を聴いている?(カマキリがつかむ木の「信号」;カマキリのセンサーに迫る ほか)

著者等紹介

酒井与喜夫[サカイヨキオ]
昭和10年、新潟県三島町生まれ。通信工事会社を営むかたわら、カマキリの卵のうを使った積雪予測の研究を続ける。その成果をまとめた論文で博士号を取得(工学、国立長岡技術科学大学)。『日経サイエンス』誌の創刊25周年記念論文賞に「カマキリが高い所に産卵すると大雪は本当か」を応募し、優秀賞を受賞する。その後は、木に伝わる地中音を収集分析して「天気信号」の謎に迫るなど新たな研究に打ち込んでいる
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感想・レビュー

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雲をみるひと

32
カマキリの研究から始まって最後は植物の出す振動の話に展開する。理論展開がかなり突拍子もないような気はするが、市井の研究者の研究ということもありこれはこれで楽しめる。個人的には面白いと思える本だった。2021/11/08

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