内容説明
重力と和解し、身体を再生させる技法―ロルフィング。姿勢の器官を再組織化し、身体を再生させる。本書は、自己展開しつづけるロルフィングの歴史的経緯と現段階を描いたものである。筋膜という筋肉を包む膜組織に働きかけ、全身を再組織化する技法の全貌と特質が明らかになっている。
目次
Introduction ボディワークとロルフィング
1 ボディワークとロルフィングの歴史
2 第1期クラシカル・ワーク前期
3 第2期クラシカル・ワーク後期
4 第3期身体教育の導入期
5 ボディワークの可能性
著者等紹介
小川隆之[オガワタカユキ]
1985年、中央大学商学部卒。10年間の心理カウンセリングの実績と研究を経た後、1996‐97年、シン・インテグレーションのトレーニングコースを受講し、ロルフ・メソッドのプラクティショナーとなる。その後コロラド・クラニアル・センターからクラニアル・ワーカーとしても認定される。現在、個人セッションの他、ワークショップ・リーダー、カルチャースクール講師など勤める。ボディワークスペースOPENPATH
斎藤瑞穂[サイトウミズホ]
1991年、オレゴン州ポートランド州立大学卒。アメリカ留学中に心理学および都市計画を学び身体と環境との深い係わり合いに興味を持ち始める。1999年よりボディワーカーとして仕事を始める。企業やNPO法人でのセッションデモ、海外アーティストのバックステージセラピスト、プロパフォーマーやアスリートのメンテナンス指導を行なう。米国ロルフ研究所公認ロルファー・ロルフムーブメントプラクティショナー。米国アプレジャインスティテュート認定クラニオセイクラルセラピスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。