目次
惜別 岐阜のトロリーライン名場面(岐阜市内線;揖斐線 ほか)
廃止路線 思い出の情景・沿線の旅(岐阜市内線―岐阜駅前~忠節;揖斐線―忠節~黒野 ほか)
すでに廃線となった思い出の路線(谷汲線―黒野~谷汲;鏡島線―千手堂~西鏡島 ほか)
廃止路線主要駅の今昔(岐阜市内線;岐阜市内線・揖斐線 ほか)
新顔鉄道見参!(中部国際空港への鉄道系アクセス;名古屋臨海高速鉄道“あおなみ線” ほか)
著者等紹介
徳田耕一[トクダコウイチ]
交通ライター。昭和27年(1952)、名古屋生まれ。名古屋市在住で中部地方有数の交通ジャーナリストとして活躍。鉄道をメインに交通全般と旅、観光をテーマに執筆活動を続ける。旅行業界での経験もあり、豊富な知識を活かし、大学の観光学科や文化センターで旅行、交通、観光学の教鞭もとる。また、製菓会社の運営にも参加し、得意分野を舞台に、観光土産の企画や販路の拡大にも精根を傾けている。鉄道旅行博士(JTBグループ・旅行地理検定協会認定、称号)
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感想・レビュー
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えすてい
7
路面電車ながら「駅」もあった名鉄岐阜線の併用軌道。鏡島線は併用軌道のある鉄道線で千手堂に駅舎があった。美濃町線は軌道線ながら徹明町に駅舎があった。しかし末期は無人駅となった。新関は専用軌道上で最後まで美濃町線の有人駅で残ってた。徹明町駅は美濃町線乗り場の南側にあったそうだが、岐阜市内線の徹明町とは「分断」されてた扱いなのかな?そもそも「路面電車」なので、駅舎で切符を買って乗車する客はどれだけいたのだろう?定期購入者、さらには著者のような切符の買い方をする人向けだったのか?しかし、駅舎が目立たないな。2020/03/29
えすてい
7
著者らしい「名鉄シリーズ」だが、写真は細かいのが難点。あまり新旧対比がなく、廃線跡も結構載っておらず、刊行当時(名鉄岐阜600V線の廃止直前)の車両と簡単な路線解説。名鉄空港線・リニモ・あおなみ線・名城線環状化は「おまけ」。2020/03/26