JTBキャンブックス
名古屋市電が走った街 今昔―電車道はデザイン都市に変貌 定点対比30年

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 176p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784533033407
  • NDC分類 686.9
  • Cコード C2026

目次

名古屋駅前
笹島町
柳橋
納屋橋
広小路本町
赤門通~上前津
白川通大津(南大津通)~矢場町
大津橋

青柳町~安田車庫前〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えすてい

8
著者の実家を本文内で堂々とバラしてる。まぁ、この人の本は他にもそれがあるからね。読んだ人はこの人の実家がどこにあるかすぐに分かる。何の商売をしてるのかも公開してるから簡単に判明する。勿論私も知ってる。その近所へはよくショッピンに出かける。さて、日本初の路面電車用連接車は名古屋市電がパイオニアで全3型式作られたが、その後の日本の連接路面電車にどのような影響を与えたのかが著者の本に限らず数多の鉄道本に書かれてないのが残念だ。連接路面電車の基本的なスタイルは名古屋市電の時点で「形成されてた」んだけどね。2020/03/20

えすてい

7
平田町~鶴舞公園は今の市バス鶴舞11と同じルートではなく、一本東の細い道を通ってたのか。市電の基幹路線だった3系統循環線の通るルートだが、これで老松町(今の市バス県教育会館もしくは千早)~大学病院前(今の市バス鶴舞公園北口)であの広い道路を横断する写真の意味が分かった。布池町(今の市バス布池)は市医師会看護学校の脇を通ってたのか。今の市芸術創造センター横ではない。しかし、現代の私からすると広い道を市電でスカッと走って欲しかったものでもある。今の市バス鶴舞11は片側5車線の広い道を走っていくからね。2020/03/23

えすてい

6
基幹バスを現代の市電と書く著者だが、確かに基幹2は中央走行バスレーンに専用停留所と路面電車に近い、BRT的だろうが、「現代の市電」と意識したことはほぼないな。基幹1は停車停留所が増えていきバスロケも廃止されてしまったし一般車も頻繁に使われるから、「基幹バス」の意義があるのだろうかと。1550形2両は岡山電気軌道に譲渡され3800形として使われたが30年以上も前に全廃。豊橋鉄道でも1400形譲渡の3100形がなくなり、1200形譲渡の3700形がエバーグリーン賞受賞するも老朽化に抗えず引退、惜しまれるな。2020/03/13

えすてい

2
市電があった時代と市電なき平成の時代の定点比較は興味深く必見だ。著者曰く基幹バスは「現代の軌道線」とのことだが、現代ではBRTとも見て取れる基幹バスは「市電」を彷彿とさせ、そして市電と同等の交通機能を果たしているだろうか?

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1573009
  • ご注意事項