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池上彰のやさしい経済学〈1〉しくみがわかる

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532355081
  • NDC分類 330.4
  • Cコード C0033

内容説明

貨幣の誕生、需要と供給、見えざる手、TPP…いまを生きる基礎知識。テレビ東京・BSジャパンで話題の番組を完全収録。

目次

1 金は天下の回りもの―経済とは何だろう?
2 お金はなぜお金なのか―貨幣の誕生
3 「見えざる手」が経済を動かす―アダム・スミス
4 資本主義は失業者を生み出す―マルクス
5 公共事業で景気回復―ケインズ
6 「お金の量」が問題だ―フリードマン
7 貿易が富を増やす―比較優位

著者等紹介

池上彰[イケガミアキラ]
ジャーナリスト・東京工業大学教授。1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年にNHK入局。報道記者として、さまざまな事件、災害、消費者問題、教育問題を担当する。1994年から11年にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍した。2005年3月にNHKを退職しフリーに。書籍やテレビ番組でニュースをわかりやすく解説することで幅広い人気を得ている。2012年より東京工業大学リベラルアーツセンター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かわうそ

71
★★★★☆経済学の基礎を学ぶには最適の書と言える。近代経済学だけではなくマルクス経済学の話も分かりやすく説明されており良い本である。経済とは何か?経世済民が語源。経世は世を治める、済民は民を救うという意味。さらにエコノミーは経済という訳以外に理財という訳もあったという。つまり経済学が理財学という名前になった可能性もあったわけだ。景気動向指数は三つに分けれる。先行指数と一致指数と遅行指数だ。先行指数は新規求人数、新設住宅着工床面積、耐久消費財出荷指数。東証株価指数などである。2016/09/27

流言

41
やさしい経済学と銘打ちつつも厚みのある本で読み始めるまでは二の足を踏んでいたが、平易な文章でわかりやすかった。章ごとに復習問題を設置することで内容をきちんと理解できているのか問い直す形式も良かった。貨幣経済自体は古代からあるものなので、赤字国債発行や公共事業による景気高揚はごく近年にはじめて確立された概念だと知って驚くと共に、近代経済学はまだ数百年の歴史の浅い学問でありまだまだ新たな理論の登場と試行、失敗を繰り返している段階であり発展の余地があると感じた。比較優位は日常生活でも意識していきたい概念である。2016/03/05

tatsuya

40
経済学を噛み砕いて説明してくれる本。遠い存在だと感じていた経済学を身近な問題として考えることができた。池上さんの解説は、これ以上分かりやすい説明はないのではないかと思わせてくれるほど、分かりやすい。2016/12/26

かわうそ

34
再読2016/12/08

29
やはり池上さんの説明力は凄いです。経済学の初歩からアダム・スミスやケインズといった経済学者の学説までをも非常に平易に解説しています。章の終わりに簡単な○☓問題があるのも理解度の確認に役立っていい感じです。しかしTPPの問題はやはり難しいですね。市場の原理か食の安全保障か。実際はそんなに単純な話ではないのでしょうけれど。今後さらに進むであろう地球温暖化が世界の農業にどう影響するのかも気になります。 2015/01/28

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