内容説明
かつてダントツを誇った日本の家計貯蓄率が高齢化で急低下し、2020年にはゼロに―。「貯蓄率ゼロ」の世界では、これまでの常識は通用しない。「貯蓄」という視点からこそ見えてくる日本経済の未来。
目次
序章 消えた高貯蓄率神話
第1章 貯蓄が経済を動かす
第2章 豊富な貯蓄の功罪
第3章 貯蓄率低下で激変する日本経済
第4章 効率化で貯蓄減少に対応すべし
第5章 貯蓄の急減を防ぐ方法
終章 生産至上主義からの脱却
著者等紹介
櫨浩一[ハジコウイチ]
ニッセイ基礎研究所チーフエコノミスト。1955年生まれ。東京大学理学部卒業。同大学大学院理学系研究科修士課程修了。90年ハワイ大学大学院経済学修士。81年経済企画庁(現内閣府)入庁。国土庁(現国土交通省)、内閣官房等を経て、92年ニッセイ基礎研究所入社。2000年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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