日経ビジネス人文庫
鈴木敏文 考える原則

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  • サイズ 文庫判/ページ数 275p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784532192921
  • NDC分類 673.7
  • Cコード C0134

出版社内容情報

「自分で解決を求めずに、人の真似をするな」「過去のデータは百害あって一利なし」「組織が大きいほど一人の責任は重い」――。変化への対応力をいかに磨くか。稀代の名経営者が仕事の考え方、進め方を伝授する。

内容説明

「昨年売れたものが今年、先週売れたものが今日売れる保証はどこにもない」「勤務時間を短くして密度の高い仕事をすれば、成果も必ず上がる」「組織が大きいほど一人の責任は重い」―。日々の仕事の中で、変化への対応力を磨くには何が必要か。セブン‐イレブン、イトーヨーカ堂を率いる稀代の名経営者がその「考え方」の原則を説く。

目次

第1章 変化に対応するため、仕事に踏み込む
第2章 売れない時代の仕事の考え方
第3章 仕事のマンネリを打破する
第4章 情報収集の仕方、活かし方
第5章 仮説・検証におけるデータの読み方、活かし方
第6章 ウェザーマーケティングの考え方
第7章 競争に勝ち、差別化するには
第8章 価値の創造と価値訴求
第9章 リーダーシップとコミュニケーション
第10章 伸びるマネジメント

著者等紹介

鈴木敏文[スズキトシフミ]
1932年長野県生まれ。中央大学経済学部卒業後、東京出版販売入社。63年イトーヨーカ堂入社。73年に周囲の大反対を押し切ってセブン‐イレブン・ジャパンを創設し、売上高・経常利益とも日本一の小売業に育て上げた。現在、IYグループCEO、セブン‐イレブン・ジャパン会長兼CEO、イトーヨーカ堂会長兼CEOとして、イトーヨーカドーグループを率いる

緒方知行[オガタトモユキ]
1939年生まれ。62年早稲田大学卒業。「商業界」編集長などを経て、84年、オフィス2020を設立。現在、雑誌「2020AIM」「THE店長会議」主幹。商業・流通分野のジャーナリストとして、セブン‐イレブン創業以来30年にわたって、リーダー鈴木敏文氏の取材を続けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akira

21
良書だった。 ひとつずつの言葉が刺さり、耳が痛い。そして苦いながらも本当にありがたい。業態はちがえど物を売るマネジメントとして非常に勉強になった。よくやっているという慢心。競合以上に勝つための努力とは。アマチュアレベルで満足せず、プロの仕事をして結果をだしていくこと。 今よりしっかりと意識する。結果を出すために何が必要か。 「部下にとって、よい上司とはいい人ではない。結果を出せる人である」 2017/04/03

所沢

5
企業に必要なのは質を高めることである。価値訴求したものに需要は集中する。習慣化したことに逆の発想により、新しい発想を生み、仮説→検証する事が大切と感じた。2016/09/21

きたむらさんえ

3
図書館本。POSレジの話がよく出てきます。マーケティングとか。松下幸之助ほどインパクトはありません。2015/12/09

Yスキー

3
セブンイレブンを日本に持ち込み、本場アメリカのも逆に買収して経営再建しちゃったようなすごい人。その人の会議での発言から、主要なとこをピックアップしたのがこの本。すげーや。以下抜粋  ・ひとつひとつの仕事の徹底から、変革が産まれる。 ・死に筋商品がでたらアウトレット行き、ではなくそもそも死に筋を出さないような発注が大事 →発注が大事 ・在庫を持っていなかったことによる「機会ロス」を、昨今では気をつけるべきだ  ・バイヤーは少数精鋭にすべきだ  ・天気によってその日の売れ筋が変わる  →1日5~6回天気予報を2008/04/14

ありんこ

2
セブンイレブンのお店を経営するのは大変なことなんだと、読んでいて感じました。この本に書いてあることを実践すれば、本当に素晴らしいお店になると思いますが、一人ではできないし、毎日3便もトラックがやってきて、お客さんもどんどん出入りして、天気も変われば体調の悪い時もあるでしょう、なかなか難しいような気もします。それでも、自分の仕事への向き合い方を教えてくれた一冊です。2018/06/26

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