内容説明
1日延べ2万6千人の観客動員、初日完売神話…ひとりの天才を擁し公演を社会的“事件”にした劇団その頂点で見えてきた可能性と限界を超えて―制作現場で走り続けた30年を振り返り、舞台芸術に新たな地平を開く画期的な演劇論。
目次
第1幕 夢の遊眠社と僕 1976~1982学生劇団からプロを目指す(東大劇研から夢の遊眠社へ;無名の学生劇団がどうやって観客を増やしていったか ほか)
第2幕 演劇と夢の遊眠社 1983~1986公演をイベントに(今までやったことがないことに挑戦しよう;商業演劇でない劇団公演に企業の冠 ほか)
第3幕 僕と演劇と夢の遊眠社 1987~1989劇団の制作と劇場のプロデューサー(初の海外公演;自分の「制作」としてのノウハウが「仕事」になる ほか)
第4幕 僕と演劇 1990~劇場からの創造発信(演劇界の総務部総務課を目指して;劇場のプロデューサーができること)
著者等紹介
高萩宏[タカハギヒロシ]
1953年東京都生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院アーツ・アドミニストレーション学科中退。劇団夢の遊眠社創立メンバー。89年の退団後は、英国でのジャパン・フェスティバル1991はじめ、東京演劇フェア、東京国際芸術祭などの運営に携わる。パナソニック・グローブ座支配人、世田谷パブリックシアター制作部長を経て、2008年4月より東京芸術劇場副館長。多摩美術大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tomita
長老みさわ/dutch