• ポイントキャンペーン

豪商たちの時代―徳川三百年は「あきんど」が創った

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532165734
  • NDC分類 672.1
  • Cコード C0033

内容説明

江戸時代の日本は、世界で最も豊かな社会の一つだった。その繁栄を生み出したのは、強烈なベンチャー精神をもった商人たちである。天下人と渡り合った博多の嶋井宗室、大坂を「天下の台所」に育て上げた日本一の豪商・淀屋、全国に「小京都」を作った小野組ら近江商人、海運による物流革命の立役者・河村瑞賢、両替商金融で経済を動かした鴻池宗利や三井高利…。本書は、豪商たちの足跡を全国にたどり、江戸期の経済システムの成り立ちと変遷を知られざるエピソードを交えて描く。北前船を支えた「ほまち商い」という奇妙な商慣習、藩ぐるみで鎖国令を破った浜田藩の「竹島事件」、世界初の先物市場「堂島米市場」の仕組み、大石内蔵助と藩札の意外な関係など、歴史ファンを唸らせる秘話満載。

目次

第1章 日本人と「海の遺伝子」
第2章 「天下の台所」を築いた人々
第3章 商人の時代と「三都」の物語
第4章 動く総合商社・北前船
第5章 元禄バブルと大衆消費社会の到来
第6章 江戸の産業革命
第7章 江戸の構造改革
終章 江戸地回り経済圏の成立から開国へ

著者等紹介

脇本祐一[ワキモトユウイチ]
1947年生まれ。大阪市出身。70年、日本経済新聞社に入社。西部支社、東京本社、大阪本社で経済や文化、都市問題などを担当し、92年から大阪本社編集委員。96年、関西大学法学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

8
北前船の商慣習や世界初の先物市場である堂島米会所の成り立ちなど、江戸期に成立した経済システムについて知ることができます。知らないことが多く勉強になりました。2018/05/20

wang

1
文章がへたくそで読みにくい。文学的表現がしたいのか、まわりくどい表現で文章のテーマも行ったり来たり。興味深い内容なので残念。江戸自体の経済に関する幅広い(けど地域的には大坂中心)知識の披露。2010/01/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/323014
  • ご注意事項