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サッチャー回顧録―ダウニング街の日々〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 550p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532161163
  • NDC分類 312.33
  • Cコード C0023

内容説明

20世紀を変えた女性が自ら語る歴史の真実。

目次

仕事場の上で
変わるシグナル
旋風のなかへ
「これでは駄目よ、ジャック」
不退転
西側と非西側
フォークランド戦争(艦隊派遣;勝利)
将軍、人民委員、そして官吏
左翼を武装解除する
再選を果たして
常態への復帰
スカーギル氏の反乱
殺し屋の影
降り続く雨

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

24
経済、冷戦、労組、共同体(EC/英連邦)、テロの影などなど。激動の80年代の牽引者の1人。哲学は『原理・原則』。故の”Iron Lady”。フォークランド紛争や、イラン大使館人質事件などに垣間見る「危機管理」が印象的。ぶれない軸が、現場との信頼関係に繋がる。次に、「影の内閣」。”閣僚の更迭”などに垣間見る(表面上の形ではなく)本質の理解・実践。どこかの政治家諸氏に学んで欲しいものだ・・・。蛇足だが、”Iron Lady”と命名したタス通信。Ideologyを超えた敬意も感じるなぁ。 2014/05/12

GYO

2
国家に愛説いた偉大な人です。女と性差持ち出す人には理解できないでしょう。2016/11/05

エドバーグ

2
文章がこなれていないように思い、少し読みにくく時間がかかりました。しかし!!内容がそれを補って余りあります。まさに歴史の証人です。フォークランド戦争の経緯や炭鉱ストへ備えて石炭を備蓄していた話など、そうだったのか!の連続でした。内政での人事の考え方は ビジネスにも非常に応用が利くと思います。80年代に現役まっさかりだった方、現代史に興味のある方、読んで損はしませんよ。2016/06/19

Shinya Fukuda

1
社会主義が蔓延り非効率な国営企業が国家の体力を奪っていた。徐々に衰退し死を迎える寸前だった。そこに登場したサッチャーは社会主義と敢然と闘い国家を変革していった。どうして可能になったのか。確固としたビジョンがあったことが一つ挙げられると思う。政治家には調整能力も必要だが動かない信念も必要だ。それが上手くバランスしている人が大政治家と呼ばれる。その意味でこの人などその一人と言ってよいと思う。日本の政治家でもサッチャーを目標にしている人は多いようだがそのレベルに達していないのが実情。もっと頑張ってほしいと思う。2022/06/06

HYdaniel

1
政府支出の大幅な削減、民間主導経済への転換、欧州・対ソ外交、労働組合改革、蔓延するストライキへの対抗、フォークランド紛争、対IRAテロ……これほどの多方面にわたって就任早々から戦い、勝利できたのは「Iron Lady」だからこそ。フォークランド戦争の後、下院で首相に送られた言葉、「その物質は最高の品質の鉄分から成っており、はなはだしく伸張性に富み、摩耗や圧力への抵抗力が強く、どんな国家目標のために使ってもよい」(p234)は、伸張性の面では少しならず褒めすぎで、強度と愛国心においては疑いの余地が無い。2020/06/15

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