出版社内容情報
書名
内容説明
労働環境の変化に対応して、雇用、福利厚生、年金、スキルアップなどの問題に、日米の企業はどう取り組み、どのような役割を果たしているのか。両国の精鋭研究者が集結して比較分析を試みる。
目次
第1章 企業と労働市場の役割:日米比較
第2章 番兵の交代:資本主義経済の最高峰に向かうアメリカの興隆
第3章 HRSデータを用いたオプションバリューの推定
第4章 技術革新下における統合型技能の希少性:日米プレスライン職場における事例から
第5章 日本の参加型雇用制度
第6章 日本企業における雇用調整―労務費と売上高変動の持つ雇用調整への影響
第7章 結局、若者の仕事がなくなった―高齢化社会の若年雇用
第8章 失職コスト・休暇・労働組合
第9章 福祉における企業の役割
著者等紹介
橘木俊詔[タチバナキトシアキ]
1943年生まれ。ジョンズ・ホプキンス大学にてPh.D.取得。OECD、スタンフォード大学、INSEEなどで研究職を歴任。現在、京都大学経済研究所教授
ワイズ,デービッド[ワイズ,デービッド][Wise,David A.]
1937年生まれ。カリフォルニア大学にてPh.D.取得。ハーバード大学助教授を経て、現在、ハーバード大学ケネディスクール政治経済学教授、NBER高齢化プログラム・ディレクター
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