目次
第１章 熱と温度
第２章 気体分子の熱力学
第３章 熱力学の基本は第一法則と状態方程式
第４章 可逆変化と熱サイクル
第５章 熱機関の作動
第６章 流れのある熱力学
第７章 熱の伝わり方
著者等紹介
久保田浪之介［クボタナミノスケ］
１９７２年プリンストン大学大学院航空宇宙学修士課程修了（学術修士、ＭＡ）。１９７３年プリンストン大学大学院博士課程修了（航空宇宙学、工学博士、Ｐｈ．Ｄ．）。１９９５年防衛庁技術研究本部第３研究所（現航空装備研究所）所長。現在、（独）産業技術総合研究所研究顧問。主な受賞：日本燃焼学会功労賞（２００３年）。火薬学会学術賞（２００５年）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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姉勤
17
「脱炭素」なるものの”いかがわしさ”への直感と、裏付けるための知識の補強の手始め。熱と圧力と容積と、その変化による仕事と呼ぶ「力」。それはいくら金を払ってもテコでも動かない。産業革命以来、その仕事が工業、物流、輸送、発電、軍事、インフラと人類の社会に必要不可欠になった。直感的にそうなんだろうというものを公理公式で表される納得と、すぐに説明もなく英希のアルファベットで省略する納得のいかなさを味わう。暮らしに欠かせないポンプやエンジン、冷蔵庫の仕組みなど、当たり前のものに対する思考のノイズが増える、が面白い。2021/08/08
yomayoma
2
2章3章の概念理解難しい。概念とその数学的表現を丁寧に追っていけばいいのだろうか。全体像もぼんやりしてる。流体力学との関連2016/04/05
toupi
2
タイトルに期待して読んだが、はっきりいって残念です。タイトルと内容がかけ離れているだけでなく、「てにをは」に疑問を感じる文章や誤植とおぼしき情報など、読めば読むほどストレスが溜まります。発行所に問い合わせをしましたが、1週間たっても何の連絡もありません。2014/04/17
TERu☆
1
本の題名は、トコトンやさしいだけど・・・ 難しいことを解りやすく書いてはくれていない。 はっきり言って難しいまま。 絶対零度も間違ってないか！？2014/06/20
いかちょー
1
2010年現在、絶対零度(0K)は「-273.16℃」ではなく「-273.15℃」である。日本語がわかりにくい（内容が難しいのではない)のと、17ページのグラフに間違いがあるなど、不信感がつのり1章だけ読んであとは止めてしまった。もっとちゃんとした入門書を読んだ方がよい。2010/12/07
