出版社内容情報
《内容》 21世紀の高齢社会を見すえ，老年期の心性，精神障害の解明と治療，さらには看護・ケア・社会福祉・人権など，これからの精神医療に必要とされる様々な知見を具体的に解説． 《目次》 ■総論 1. 老年期の心性 A. 老化と社会心理 高橋祥友 B. 老化と知能 岡部祥平 C. 老化と感情 中里克治 D. 老化と人格 丸山 晋・坂田成輝 2. 老化と脳 A. 病理学からみた脳の老化と疾病 水谷俊雄 B. 生化学 武田雅俊・西川 隆・田中稔久 C. 電気生理学 中野 隆 D. 画像 川勝 忍 E. 神経心理学 西川 隆 3. 老年期精神障害 A. 分類・原因 一宮 厚・尾籠晃司 B. 疫学と危険因子 宮永和夫 C. 遺伝 田平 武 D. 症候 朝田 隆 ■各論 1. 器質性の精神障害 A. 血管性痴呆 深津 亮・中野倫仁 B. Alzheimer型痴呆 一宮洋介・新井平伊 C. その他の原因による痴呆 天野直二 2. 機能性精神障害 A. 気分障害 坂元 薫・田中朱美 B. 不安障害 星野良一・伊豫雅臣 C. 心気症 多田國利 D. 人格障害 三山吉夫 E. 精神分裂病，老年期特有の妄想・幻覚状態 竹中星郎 3. 睡眠障害 清水徹男 4. プライマリーケア・福祉機関との連携 本間 昭 5. 薬物療法 一瀬邦弘 6. 精神療法と環境療法 斎藤正彦 7. 痴呆性老人へ対処するための医療機関の役割 今井幸充 8. 精神科老人病棟での治療とケア 矢ヶ崎明美 9. 老人保健施設での治療とケア 小林敏子 10. 痴呆の看護とケア 石橋典子・高橋幸男 11. リエゾン精神医学 山田通夫 12. 高齢者と人権 小澤 勲
内容説明
ＩＣＤ‐１０、ＤＳＭ‐４に準拠 臨床・研究での実用性を極めた必携の基準書。
目次
総論（老年期の心性；老化と脳；老年期精神障害）
各論（器質性の精神障害；機能性精神障害；睡眠障害；プライマリーケア・福祉機関との連携；薬物療法；精神療法と環境療法；痴呆性老人へ対処するための医療機関の役割；精神科老人病棟での治療とケア；老人保健施設での治療とケア；痴呆の看護とケア；リエゾン精神医学；高齢者と人権）
