出版社内容情報
《内容》 これまでの精神障害者の治療は入院が中心だったが,今後は地域医療,地域ケアへと転換していく施策が出されている.本書は長期在院患者の社会参加への支援をサポートする.
《目次》
第1章 長期在院患者の現状
1.長期在院患者の目標
2.生活の場と必要な能力
第2章 社会参加の場と活動
1.アパートで暮らす
2.グループホームで暮らす
3.家族と暮らす
4.精神障害者生活訓練施設(援護寮)で暮らす
5.特別養護老人ホームで暮らす
6.院内生活への適応
7.就労に向けて
8.小規模作業所に通う
9.デイケアに参加する
10.ナイトケアに通う
11.訪問看護を受ける
第3章 社会参加のための能力評価
1.アセスメントに必要な視点
2.日常生活能力-生活行動水準評価表を用いた患者能力評価
3.セルフケア能力
4.社会機能・社会適応
5.家族の特性・機能と負担感
6.知能
7.認知機能
8.精神症状
9.情緒(うつ状態)
10.自己効力感
11.看護必要度-メニンガー看護患者分類法を用いた評価
12.QOL尺度