内容説明
公共事業は果たして悪なのか！？環境破壊・利権の温床の代名詞となった公共事業について、経済学的な見地・環境問題との関係から、そのあり方を問い直した画期的な１冊。
目次
公共事業は本当に悪なのか
第１部 公共事業（今、なぜ公共事業が問題にされるのか；事業評価；治水事業の例；国土保全の公共事業―災害による被害と防災費用）
第２部 環境政策（経済学と環境政策；環境財；農林業への助成根拠；都市の環境、景観と都市計画）
第３部 これからの公共事業のあり方（開発と環境との調和；新しい公共事業のあり方；防災費用は過大か；地方圏と公共事業）
著者等紹介
小林好宏［コバヤシヨシヒロ］
１９３５年札幌生まれ。１９５７年北海道大学経済学部卒業。１９６２年北海道大学大学院経済学研究科博士課程を修了。同年山口大学経済学部講師。１９６５年北海道大学経済学部助教授。１９７１年北海道大学より博士の学位授与される。１９７７年同教授。１９９８年より北海道大学名誉教授。札幌大学経営学部教授
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