内容説明
人型ロボットと人間の動作のちがいは明白である。このちがいは何に由来するのか。本書は、その疑問を生物進化史的にたどり、従来の関節駆動型での見た目の模倣ではなく“2関節筋”駆動型のあたらしい理論を詳しく解説した。ヒューマノイド工学、生体力学、身体運動学を学ぶすべての人に捧ぐ革命的提言。
目次
序章 人間らしさのキーワード“2関節筋”
第1章 運動制御の生物進化
第2章 協調制御モデル誕生
第3章 協調制御ソフトプログラム
第4章 協調制御ハードプログラム
第5章 二関節筋が切り拓く将来展望
著者等紹介
熊本水頼[クマモトミナヨリ]
株式会社計算力学研究センター顧問。社団法人精密工学会生体機構制御・応用技術専門委員会委員長。京都大学名誉教授。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。