出版社内容情報
機動性と装甲防御力を兼ね備えた対戦車砲「ヘッツァー」そして「Ⅳ号駆逐戦車」の開発にまつわる経緯から、生産、部隊配備、実戦場での意外な活躍の模様、発展型や派生型の開発などを、ドイツ統一後公表された新資料をもとに、多くの図版とともに、詳細に記述した資料集。
内容説明
軽量、小型、そして強力な火力と強靱な防御力を備えたドイツ軍の精悍な戦車ハンター。第二次大戦の中盤、対戦車砲に機動力を持たせようと言う発想から対戦車自走砲と言う兵器が生まれた。しかし、ドイツにとって、ますます苛酷になる戦況の中、防御力の弱い対戦車自走砲が戦場で生き残るのは至難となった。それが、厚い装甲に護られ、敏捷に機動できる軽駆逐戦車の構想を生んだのである。ヘッツァー、4号駆逐戦車、4号戦車L/70の開発から生産、戦場での記録などすべてを網羅したW.J.シュピールベルガーの労作。
目次
駆逐戦車38
4号駆逐戦車
4号戦車・70(V)
4号戦車・70(A)
4号戦車ラング(E)