ナースに必要な実務,法的知識

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  • サイズ A5判/ページ数 172p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784498075382
  • NDC分類 498.14
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 職場でのマナーから勤務時間・休暇・給与・保険など制度上の問題,諸手続きのしかた,或いは診療の場での対応の仕方など,それぞれ医師,ナースにまず求められる知識の概要をマニュアルとしてまとめたものである. はじめに  看護職に就こうとする人も,また看護職に就いている人も日常の看護業務に誇りを持つことは大切なことであります.それにはしっかりした技術と充分な法的知識を身につけておく必要があります.善意をもって医療を必要とする人に接しても,技術が未熟であったり,また法的に違法であれば必ずしもよい結果をもたらしません.私はこれまで医師として,また管理職者として看護職者から日常の看護業務の中で数多くの疑問を問いかけられてきました.中には常識的なものから,非常に高度なものまでさまざまでした.看護業務に全くの素人である私が相談にのること自体滑稽なことであったかもしれません.これまで話題になったことをメモしていたのをまとめてみましたら,内容としては看護の精神,看護職への道,勤務体制,日常臨床,看護職者としての一般知識,それに関連法令などから成り立っていることがわかりました.これら疑問点への回答が多くの看護職者に何らかのお役に立てばと思い,中外医学社にご相談申し上げたら快く引き受けて下さり,ここに上梓することになりました.  出版にあたり快く引き受けて下さいました中外医学社社長の青木三千雄氏はじめ荻野邦義氏,日頃から精神的ならびに時間的に支えてくれた伴侶に心からお礼申し上げます. 1994年10月 晩秋の八甲田連峰を眺めつつ 五十嵐勝朗    《目次》 目次 §1.看護職への道 A.資格試験について 1 1.看護婦になるためにはどうすればよいですか 1 2.准看護婦になるためにはどうすればよいですか 1 3.助産婦になるためにはどうすればよいですか 1 4.保健婦になるためにはどうすればよいですか 1 5.保健士になるためにはどうすればよいですか 2 6.助産士になるためにはどうすればよいですか 2 7.看護婦養成施設以外で学科を修めても看護婦国家試験の受験資格はありますか 2 8.看護婦と准看護婦の違いはどのようなものですか 2 B.受験・免許取得手続き,免許証 4 1.受験手続き 4 2.願書や履歴書への記入上の一般的な注意 4 3.看護婦免許証とはどういうものですか 5 4.看護婦免許証は看護婦籍登録済証でもある 5 5.免許証の申請はどのようにすればよいですか 10 6.免許証は誰が交付しますか 12 7.免許証を紛失したとき再交付の手続きはどうすればよいですか 12 8.免許申請中は看護業務に従事できますか 12 C.籍 13 1.籍の登録の仕方は 13 2.婚姻などで改姓したときはどうすればよいですか 14 §2.業務,職務について A.業務にはどんなものがありますか 15 1.看護婦または准看護婦の業務はどのようなことですか 15 2.助産婦の業務はどのようなことですか 15 3.保健婦の業務はどのようなことですか 15 4.看護補助者の業務はどのようなことですか 16 5.看護と介護の違いは何ですか 16 B.職務内容について 17 1.看護婦,准看護婦は生理学的検査を行ってよいでしょうか 17 2.看護婦が医師立会いの下で分娩の介助をしてもよいでしょうか 17 3.看護婦が内診,分娩介助を行うことができますか 18 4.看護婦の資格のない者,いわゆる看護補助者または俗にいう見習い看護婦のできる行為はどのようなことでしょうか 18 5.看護婦の医療介助の範囲はどうですか 18 6.看護婦に守秘義務はありますか 18 7.看護婦は人間ドッグにおける検査の補助業務は許されますか 19 8.看護の実施とはどういうことですか 19 9.看護婦を英語ではどういいますか 20 §3.職場のルールとマナー 1.勤務時間に遅れない 21 2.挨拶 21 3.服装,態度 22 4.協調性と責任感 22 5.期待される看護婦像 22 6.休暇等は事前に許可を得る 22 7.報告,連絡,相談 23 8.公私の区別をはっきりつける 23 §4.看護婦の就労条件 A.勤務時間 24 1.正規の勤務時間はどのようになっていますか 24 2.休憩時間と休息時間は 24 3.休日はどのように決められていますか 25 4.欠勤とは 25 B.勤務体制・形態について 26 1.職場のレクリエーション行事と勤務時間 26 2.超過勤務とは 26 3.勤務体制はどういう形になっていますか 26 4.準夜,深夜勤とは 26 5.夜勤回数の数え方は 27 6.8日夜勤とは 27 C.休暇 28 1.年次休暇はどれくらいとれるのですか 28 2.病気休暇となるのは 29 3.特別休暇とはどういうものですか 29 4.休暇の手続きはどうするのですか 30 D.給与(俸給,給料)と手当について 32 1.看護婦・准看護婦の初任給はどのように決められていますか 32 2.通常の給与はどう決められていますか 32 3.その他 36 E.保険 37 1.療養の給付,家族療養費 37 2.高額療養費 37 3.療養費,看護料,移送費 37 4.傷病手当金 37 5.出産育児一時金 38 6.出産手当金 38 7.死亡したときの埋葬料(費)・家族埋葬料 38 F.非常勤職員の勤務時間および休暇はどうなっていますか 41 1.有給の場合は 41 2.無給の場合は 42 G.賃金職員とは 44 1.任用形態 44 2.勤務条件 44 3.給与 47 H.災害補償はどうなっていますか 48 1.療養補償 48 2.休業補償 48 3.傷病補償年金 48 4.障害補償 48 5.遺族補償 49 6.葬祭補償 49 7.障害補償年金差額一時金 49 8.障害補償年金前払い一時金 50 9.遺族補償年金前払い一時金 50 I.妊娠中の女子職員の時間外労働等の取扱い 51 1.産休 51 2.育児休業 52 3.部分休業 53 J.労働法,労働組合,労働条件について 54 1.医療従事者(医師,看護婦,検査技師等)の労働法はどうなっていますか 54 2.職員団体(労働組合)とは 56 3.労働条件とは 56 ・労働時間が同一の日内であれば,勤務時間を二分しても通算し継続1勤務扱いとなり得ますか 56 ・1人の看護婦が午前,午後,夜間と勤務時間を区分した場合はどうですか 57 ・勤務時間内に職場を離れることは許されますか 58 ・休憩時間に職場を離れることは許されますか 58 ・本来の勤務時間が終わった時点で,外来などで患者がいる場合に業務を止めて職場を離れることはできますか 58 ・争議行為の一環として職場を離れてもよいですか 58 §5.臨床に必要な知識 A.基準看護,基準給食,基準寝具,在宅看護とは 59 1.看護の基準とは 59 2.完全看護とはどういうことですか 66 3.基準給食の趣旨 66 4.基準寝具設備の趣旨 67 5.在宅看護と在宅療養 68 B.処置法の実際 70 1.採血の方法と注意点 70 ・血液化学検査時の採血と食事摂取との関係はどうですか 70 ・注射器の持ち方 70 ・採血のときに注意することは 70 ・採血時の手技はどのように行いますか 72 ・静脈からの採血時の事故にはどんなものがありますか 72 ・輸血の採血はどんな場合に禁忌となりますか 73 2.静脈(内)注射の方法と注意点 74 ・静脈内注射の手技とコツは 74 ・心臓衰弱者や老人への静脈内注射で注意することは 74 ・医師の立会いのない病室で看護婦が入院患者に対して医師の指示に基づいての静脈内注射(静注)は違法ですか 76 3.筋肉内注射の方法と注意点 76 ・痛みの少ない筋肉内注射法は 76 ・筋肉内注射するときの安全な部位は 76 4.皮下注射の方法と注意点 78 ・皮下注射の一般的な注意 78 ・皮下注射液の体内吸収は 78 ・皮下注射をするときの適切な部位は 78 5.予防接種について 80 ・皮下注射による予防接種の注射部位と注射方法はどうですか 80 ・看護婦は予防接種をやってもよいでしょうか 80 ・予防接種の皮下注射時の消毒はどのようにすべきですか 80 ・予防接種後は局所を揉めばよいのですか 81 ・看護婦がツベルクリン反応検査をしてもよいのですか 81 6.検温の仕方 82 ・入院患者の適切な検温の時間は 82 ・腋窩体温の測り方は 83 7.血圧の測定法と注意点 83 ・看護婦が血圧測定してもよいでしょうか 83 ・血圧測定とマンシェットの巻き方 83 ・外来での血圧測定で気をつけることは 83 §6.書類を書くために必要な知識 1.妊産婦死亡とは 85 2.生後168時間未満で死亡した新生児の場合はどうしますか 85 3.死産の原因または理由について注意することは 86 4.証明書の作成法 86 ・死産証書(死胎検案書) 86 ・出生証明書 92 5.診断書にはどのような種類がありますか 94 ・健康診断書 95 ・検案書 95 ・死亡診断書 95 6.文書の種類・性質・効力 95 7.複写式書類 96 8.関連用語について 97 ・「法令」「政令」「省令」「通達」とは 97 ・「場合」「とき」の使い方は 98 ・「者」「もの」の使い方は 98 ・「確認」「認定」「認める」の違いは 98 ・「代行」と「代理」の違いは 98 ・「傷害」と「障害」との違いは 99 ・「年齢」か「年令」か,「歳」か「才」か 99 ・「即死」と「急死」の違いは 99 ・「死体」と「遺体」の違いは 99 ・「死胎」と「死体」の違いは 99 9.日付けの略記法 100 §7.診療報酬,公文書 1.レセプト(診療報酬請求明細書)とは 101 2.甲表と乙表とは何ですか 101 3.公文書とは 102 §8.病院,入院,事故 1.病院とは 103 ・病院とはどういうところですか 103 ・総合病院とはどういう病院ですか 103 ・診療所とはどういうところですか 104 ・助産所とはどういうところですか 104 2.入院とは 104 3.患者からの金品の贈与 104 ・国・公立病院,またはこれに準ずる場合 104 ・私立の病院や診療所の場合 105 4.医療事故について 105 ・医療事故とはどういうものですか 105 ・医療事故が起きるとどうなりますか 106 ・医療事故で証拠となるものは何ですか 106 ・医療事故による賠償にはどのようなものがありますか 107 ・賠償請求権はいつまで有効ですか 108 ・カルテの保存期間 108 5.勤務中の事故 108 ・看護婦が病院での業務に関連して,院内や院外で傷害を受けた場合はどうですか 108 ・看護婦が業務上ミスして患者の身体に損傷を与えた場合の責任は誰が負うのですか 108 6.通勤中の事故 108 ・通勤途上に傷害を受けた場合は通勤災害になりますか 108 ・通勤途上の交通事故の責任は誰にありますか 109 §9.公務員とは,任用とは 1.公務員 110 2.任用にはどのようなものがありますか 111 §10.日常知っておいて便利なこと ・患者とは 118 ・クオリティオブライフ(Quality of Life:QOL)とは 118 ・インフォームドコンセント(informed consent)とは 118 ・植物人間とは 118 ・救護とは 119 ・ショックの対策は 119 ・救急蘇生時の酸素吸入法は 120 ・脳死とは 120 ・ターミナルケア(terminal care)とは 120 ・安楽死とは 121 ・ホスピスとは 121 ・ボランティア(volunteer)とは 121 ・「師」と「士」の違い 121 ・介護福祉士と社会福祉士とは 122 ・ホームヘルパー(家庭奉仕員)とは 122 ・週休2日制の生体リズムへの影響 122 ・老人とは 122 ・老人慢性疾患とは 123 ・高齢者の体(内)温は 123 ・電子体温計による体温は正確ですか 124 ・体温計で37℃に赤字表示があるのはどうしてですか 124 ・正しい入浴法とは 124 ・半身浴とは 125 ・入浴中の死亡原因は何ですか 126 ・快感帯とはどういうものですか 126 ・電子血圧計による血圧は正確ですか 126 ・薬用石鹸による手洗いと消毒効果はどの程度ですか 127 ・普通石鹸と逆性石鹸の違いは 127 ・薬用石鹸と逆性石鹸の違いは 127 ・病気に関する常用単語の意味 128 ・氏名の変更 128 ・「診察」と「診療」の違いは 128 ・「健診」と「検診」の違いは 129 附)法令 130 ・保健婦助産婦看護婦法(抜粋) 130 ・保健婦助産婦看護婦法施行令(抜粋) 138 ・保健婦助産婦看護婦法施行規則(抜粋) 142 ・母子保健法(抜粋) 148 ・人事院規則10-7(女子職員及び年少職員の健康,安全及び福祉)(抜粋) 148 ・人事院規則19-0(職員の育児休業等)(抜粋) 150 ・死産の届出に関する規程(抜粋) 151 ・死産届書,死産証書及び死胎検案書に関する省令(抜粋) 154 ・戸籍法(抜粋) 155 ・医療法(抜粋) 156 ・労働安全衛生規則(抜粋) 158 ・保健所法(抜粋) 159 ・過疎地域等保健指導事業の実施について(抜粋) 160 ・予防接種法(抜粋) 161 ・性病予防法(抜粋) 162 ・結核予防法(抜粋) 163 ・精神衛生法(抜粋) 164 ・優生保護法(抜粋) 165 ・老人保健法(抜粋) 166 おわりに 168 文献 169