出版社内容情報
激変するアジアのなかで日本は国家としていかに振る舞うべきか。「アジアのなかの日中」という視点から、これからの日中関係のあり方と東アジアの地域統合の行方を考える。
内容説明
「アジアのなかの日中」という視点から、経済統合実現へ向けた両国関係のあり方を考える。
目次
第1章 日中関係と地域の安定
第2章 中日関係の将来の政治的側面に関する考察
第3章 「中国脅威論」と「歴史問題」の克服
第4章 中国経済の台頭とアジア経済:日中関係を中心に
第5章 アジア経済発展のエンジンをどこに求めるべきか
第6章 日本の地域経済統合政策の生成
第7章 日中の投資ネットワークの形成
第8章 21世紀東アジアにおける日中関係
著者等紹介
宗像直子[ムナカタナオコ]
1962年生まれ。東京大学卒業。ハーバード大学経営大学院修士(MBA)。通商産業省入省。現在、経済産業省大臣官房政策審議室企画官、経済産業研究所上席客員研究員
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