創元推理文庫<br> ジキル博士とハイド氏

個数:
電子版価格
¥330
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

創元推理文庫
ジキル博士とハイド氏

  • ウェブストアに6冊在庫がございます。(2024年04月28日 21時22分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 154p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488590017
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

深夜、ロンドンの街角でエンフィールド青年は奇怪な光景を目撃する。十字路で少女を平然と踏みつけ、高名な医師ジキル博士の屋敷に悠々と入っていく異様な男ハイド。彼は何者か?アタスン弁護士の疑念を裏付けるように、続いて殺人事件が…。『フランケンシュタイン』『吸血鬼ドラキュラ』と並び称されるホラーの古典的名作、新訳決定版。

著者等紹介

夏来健次[ナツキケンジ]
1954年新潟県生まれ。英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

空猫

24
題名(あらすじ)だけ知っている名作古典の1つやっと読了。「ジキルとハイド」と言えば二重人格の代名詞だけれど、そうではなかった。100%の善人も100%の悪人も居ないということか。急速な科学の進歩への不安…人間はなにも変わってはいないのだ。そして解説に本作から派生した作品の紹介が多々あり、読みたい本がまた増えたorz2018/09/26

不識庵

24
「人間なんてのは、ひと皮むけばみんないっしょやでぇ」。もう10年以上前だろう。ある殺人事件の報道で、現場近くの寺の住職が言った。ハイドは相手が誰であれ、攻撃対象にするかもしれない。しかし、劇中凶行に及ぶ相手は温厚な、あるいは無垢な人物である。直視すると悲しいものがあるが、実際に抵抗する可能性が低い相手に対して、人は暗い衝動を破裂させやすい。最後のジキルの気づきが印象深い。一線を越える時の人には、子どもが玩具を壊す程度の理性しか働いていないという。大義名分を掲げるテロリズムもまた然り。2018/08/14

水生クレイモア

17
【ガーディアン必読1000チャレンジ】 海外古典ホラーの有名作。タイトルは二重人格の代名詞。ストーリーとしては「ハイド氏は何者か?」・「何故同じ建物に出入りしているのか?」という謎が提示され、最後の手記で真相が明かされる。読後感はホラーというよりミステリに近かった。2016/03/18

roughfractus02

10
都市化、速度化、情報化で分割不能な個人Individualなる概念に危機が訪れる時、意識の外に無意識が広がり、欲望が一人歩きする夢と現実の曖昧な物語が出てくる一方、無意識を知り尽くして真実を探る探偵や精神分析医が現れる。が、この19世紀末的小説が示唆するのは、意識と無意識による個人の分割にとどまらない。ジキルとハイドを同一人物と判断させる折れたステッキ、メモの筆跡の類似、そして手紙という物証はまだ同一性を保持している。この小説が仄めかすのは証拠が物から分離し、同一性概念から離れてデータ化する可能性である。2020/01/30

たむさん

7
本日の電車の中で。霧の都ロンドンの雰囲気にどっぷり浸かれて満足です。2019/02/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/570639
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。