五木寛之全紀行〈6〉半島から東京まで―朝鮮・九州・東京編

五木寛之全紀行〈6〉半島から東京まで―朝鮮・九州・東京編

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  • サイズ B6判/ページ数 475p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784487797677
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

内容説明

難民として平壌を脱出し、命がけで越えた三十八度線。激動の東京の大学生活の、哀切と笑いに満ちた青春。戦後の日本の光と影を旅人の目で熱く見つめた、著者の原点というべき一冊。

目次

朝鮮(長い旅への始まり―外地引揚者の発想;「私が哀号と呟くとき」より;「ある時代の終り」より ほか)
九州・沖縄(夜に目覚めて;九州の男たち;「ある時代の終り」より ほか)
東京・横浜(赤線の街のニンフたち;旅浪―この素晴らしきもの;わが幻のカツ丼 ほか)

著者等紹介

五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年、福岡県に生まれる。1947年、北朝鮮より引き揚げ。早稲田大学文学部ロシア文学科中退。1966年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、『青春の門』で吉川英治文学賞を受賞。1981年より休筆、京都の龍谷大学において仏教史を学ぶが、1985年より執筆を再開し、現在、直木賞、泉鏡花文学賞、吉川英治文学賞その他多くの選考委員をつとめる。小説のほか、音楽、美術、歴史、仏教など独特の批評・評論活動も注目されている
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