出版社内容情報
本が捨てられない,昔の本が読みたい……,それは古本病の始まりです。河童本と蛙本の正体は?札幌講談社とは何だ,夜汽車と小説新潮の関係など出版文化の裏面史を追う。
内容説明
汚れ、におい、得体の知れない古本への興奮。東京ドームでの世界最大の古本市を夢想する。古本病は面白い。本書はいかにして著者が古本病に感染したか、その病歴と、闘病の日々を綴ったものである。
目次
1 古本という名の迷宮(河童本と蛙本、その正体;札幌講談社の謎;三冊の「胡椒息子」 ほか)
2 古本めぐりで日が暮れて(夢に見る古本屋のある町;視力がよくなる?;こんなテレビ番組作ってください ほか)
3 続・古書を温ねて新しきを知る(Wヤングの漫才人生;国鉄コント;カルピスと朝日新聞 ほか)