内容説明
放送はいかなる環境をつくりだしてきたのか?社会・文化への影響力を検証し、衛星、多メディア、多チャンネル時代の放送の未来図を描く。
目次
第1部 東欧の変革とメディアの役割(西側テレビが「壁」崩壊を促進;「メディアによる革命」の証言;テレビカメラは剣よりも強し)
第2部 湾岸戦争報道の功罪(戦争同時生中継のインパクト;情報規制の下での戦争報道;相次ぐ「湾岸報道」批判)
第3部 社会・文化的環境としての放送(放送は「環境」である;情報発信「一極集中」の見直し)
第4部 多メディア・多チャンネル化の問題点(「BS‐4」の在り方に論議集中;BS・CS並立体制のスタート)
第5部 放送メディアの未来像(近未来メディアの予想;国境を越えるテレビの展開)