マラルメ伝―絶対と日々

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  • サイズ A5判/ページ数 658,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784480885173
  • NDC分類 951
  • Cコード C1098

内容説明

西欧文明の最高潮の輝きに映える19世紀パリに生きた文人マラルメ。詩的絶対を追い究める主体と、日々の生とのはざまにその文学的営為を位置づけ、そこにおける“書く行為”を、文学の根源的な劇として鮮やかに浮き彫りにした決定版伝記。

目次

第1部 人はどのようにして詩人になるのか―1842‐1863
第2部 地方(プロヴァンス)―1863‐1870
第3部 現代的な冒険―1871‐1879
第4部 「待ち望んだ栄光」―1880‐1885
第5部 ローマ街のソクラテス―1886‐1889
第6部 公の人―1890‐1893
第7部 五十歳の新人―1894‐1898

著者等紹介

ステンメッツ,ジャン=リュック[ステンメッツ,ジャンリュック][Steinmetz,Jean‐Luc]
1940年生。詩人・エッセイスト、ナント大学教授。ランボーの伝記などの著作がある

柏倉康夫[カシワクラヤスオ]
1939年生。東京大学仏文科卒。NHK解説主幹、京都大学大学院文学研究科教授を経て、現在放送大学教授

永倉千夏子[ナガクラチカコ]
1961年生。明治大学文学部仏文科卒。明治大学大学院博士後期課程満期退学。明治大学等非常勤講師

宮嵜克裕[ミヤザキカツヒロ]
1962年生。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、同志社大学非常勤講師。専門は、マラルメを中心とする19世紀フランス文学
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