コラムにご用心―エンタテインメント評判記 1989~92

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コラムにご用心―エンタテインメント評判記 1989~92

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  • サイズ B6判/ページ数 264,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784480822970
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0095

内容説明

黒沢明、周防正行、植木等、上岡龍太郎、島田紳助、とんねるず、ウディ・アレン、ジュリア・ロバーツ…。映画からTV、ラジオまで、今が旬のエンタテインメントを鮮やかな筆致で論じたコラム集。

目次

〈とんねるず〉と植木等
「ニューヨーク・ストーリー」とウディ・アレン
「ニュースステーション」の特性
松田優作の死とカーク・ダグラスの自伝
1990年の顔
「恋人たちの予感」と「シー・オブ・ラブ」
ダニー・ケイとニューヨークフィル
上岡龍太郎の反骨
黒沢明はいかに語られるか?
個性的スターが夫婦であるとき
かえってきた笠置シヅ子
「桜の園」と〈脚色〉の妙
超情報化時代の戦争
「羊たちの沈黙」の方法論
カルト・ムーヴィーの復原
竹中直人の「無能の人」
1992年正月
エノケンから木梨憲武まで
対談(今、映画批評を考える 森卓也;ふたたび、映画批評を考える 中野翠)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

阿部義彦

21
1989年から92年に中日新聞に『小林信彦のコラム』として連載されたものです。古本市にて入手。場が映画専門誌では無いので、映画だけでは無く、笑いやテレビ、ラジオなんかの話題も入れてます。元祖おたくだけに、その鑑識眼のブレなさは時代を先取りしています、ニュース司会者に関しては、新しいニュース番組の顔となった久米宏を早口で喋る事の利点に言及、それに比べて筑紫哲也はトロい喋り方で、既に落第なのだ。と一蹴。映画の衰退を嘆きテレビの時代の終わりをも予言している。巻末の中野翠との対談も良かった。2024/03/24

川野隆昭

2
#1626-60-214 小林信彦による、TVを中心にしたエンタテインメントを批評するコラム集。 氏のTVとTV業界と発展史の深い造詣にはいつも唸らされてしまう。 多分、とんねるずを最も早くに評価した批評家の一人なのではないか?2019/08/29

けいちゃっぷ

2
確かな目をしてます。

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