内容説明
短い詩一つの中に隠れている深くて広い世界、人間の心と暮らしのさまざまな在りよう。その秘密の扉を開くためのノックの仕方。詩の世界を楽しむための入門書。
目次
第1部 詩の基本的要素(イメージ中心の詩;音の響き中心の詩;考え(思想)中心の詩
第四の(追加的)要素―漢字、ひらがな、カタカナ
詩の動き―さまざまな要素の響き合い
寄り道―詩の歴史をほんの少し)
第2部 日々を生きつつ―さまざまな詩(家族;巣立ち・恋;結婚;子どもの誕生;再び家族へ;社会;巻を閉じる前に)
著者等紹介
柴田翔[シバタショウ]
1935年生まれ。作家、ドイツ文学研究者。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1964年に『されどわれらが日々―』で第51回芥川賞を受賞。以後も作家活動の傍ら、東京都立大学、東京大学文学部でゲーテを中心にドイツ文学を教える。1995年から10年間、共立女子大学文芸学部教授として、演習「詩を読む」などの授業を担当した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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