ちくま文庫
志ん生長屋ばなし―志ん生の噺〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 351p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480420640
  • NDC分類 913.7
  • Cコード C0176

内容説明

「…おまえさんといっしょにいるてえと、ほんとにもうかったタメシないんだからね。だから、なんか食べようと思ったって、また損しちゃうんだから、食ベンのよそうと思って…」(「火焔太鼓」より)。志ん生の人生と生活がにじみ出る十八番の長屋噺十三席。

目次

火焔太鼓
厩火事
搗屋幸兵衛
大化け長屋
大山詣り
三軒長屋
たがや
今戸の狐
大工調べ
らくだ
黄金餅
富久
妾馬

著者等紹介

古今亭志ん生[ココンテイシンショウ]
1890年、東京神田に生まれる。本名美濃部孝蔵。初代小円朝門下の朝太をふりだしに1939年、5代目志ん生を襲名するまでに改名16回。若いころは酒と奇行で知られ、戦後は実力、人気ともに落語界の第一人者となる。落語協会会長をつとめ、紫綬褒章、勲四等瑞宝章受章。1973年没
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

toshi

7
火焔太鼓、厩火事、橘屋幸兵衛、お化け長屋、大山詣り、三軒長屋、たがや、今戸の狐、大工調べ、らくだ、黄金餅、富久、妾馬。 5の廓話と読む順番が逆になってしまった。 志ん生の落語は活字で読んでもあまり面白くないかも・・・・。2016/01/04

sawa

4
☆☆☆☆ 話し言葉が忠実に再現してあって、実際に志ん生の声が聞こえてくるかのよう。この巻は、長屋にちなんだ噺を集めたもの。町人が武士をとってめたり、無礼に振る舞ったり、まだ身分制度が忘れられない時代の人々にとっては、さぞ痛快であったことよなあ。2010/12/24

茶々太郎

2
致し方ないことではあろうが、重複も多い。特に枕。それはそれで楽しめるあたりが真髄とも言えるけれど。満喫。2016/07/29

もえぞう

1
話し言葉そのままが活字になっているので、リズムがなんとなく落語を聴いているみたいな感じになります。もちろん、落語は聴いた方が面白いと思いますが、活字になってもなかなか面白かったです。落語は本当に少ししか知らない自分ですが、読んでよかったです。他にも本になっているので、読んでみようと思います。2022/07/11

Yohsuke Fukuoka

0
全部読めば、演目がわかるようになります。

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