ちくま文庫<br> 子どもの健康診断を考える

ちくま文庫
子どもの健康診断を考える

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  • サイズ 文庫判/ページ数 293p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480032553
  • NDC分類 498.7
  • Cコード C0147

内容説明

健康診断が細かくなればなるほど「異常な子」がつくられる。母子保健、乳幼児健診、就学時・学校健診―。繰り返される健診は、本当に受ける人のために役立っているのだろうか。健康診断が子どもたちを選別、管理するしくみを丹念に明かし、「健康強迫症の時代」を考える。

目次

子どものからだを見る目がおかしい
病気はこうしてつくられる―健康強迫症の時代と新しい病い
保健所の指導・助言への疑問―母子保健と乳幼児健診と
出生前診断はなんのために―「障害児の発生を予防する」とは
子どもの健康と学校・教育―就学時健康診断を見直す
学校健康診断を調べてみると
健康観を問い直そう