内容説明
日米経済摩擦の原点・真珠湾攻撃から50年。いま人々の予想を超え、大規模かつ広範な経済摩擦が新たに生じている。日本とアメリカはお互いに理解できない“謎”としてのみ存在しているのだろうか。本書は、自らの戦争体験をふまえ「アメリカ解読」を決意した思想家と、戦後世代にして移民体験を持つ評論家が、対話を通じて新たなアメリカ認識の方法を示したものである。
目次
日米摩擦の根底にあるもの
プロフィットのない国、日本
狙われるハイテク武器技術
日本人にとってアメリカはどうみえてきたか
パール・ハーバーは貿易戦争の原点
日米摩擦をみる各層のズレ
アメリカの悩み女性問題
離婚はしてみたけれど
結婚もプロフィットを追求〔ほか〕