ちくま文庫<br> 笑いと逸脱

ちくま文庫
笑いと逸脱

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  • サイズ 文庫判/ページ数 415p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784480023865
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

「文化と狂気」「失なわれた世界の復権」で、60年代末に一躍注目を浴びた著者が、爾来、日本の言論・思想界を席捲し、世界を股にかけて活躍しつづけたその知的脚力は、他の追随を許さぬものがある。本書は、あまり人眼にふれない様々な媒体に発表された講演・インタヴュー・短文をまとめたものである。そこに著者の旺盛な活動の軌跡が鮮明に浮かびあがる。

目次

1 笑い・遊び・逸脱(笑いについて;「遊び」の本来の姿;規範と逸脱)
2 知的冒険へのインタヴュー(知的冒険への手引き;『道化』あるいは道化的なるもの)
3 人類学の眼・記号論の挑発(悪魔の文化人類学;人を食った人類学;足の文化人類学;学力の文化的前提;幸福論とアイデンティティ論;日本史における規範と逸脱;記号論の挑発性;テキストとしての文化;パラダイム論とスケープゴート論;広告と記号論;広告の挑発性と「新しさ」の神話;詩人と道化)
4 子供の発見(異文化としての子供;子供の発見;「子供の世界」から「大人の世界」へ;お遊びの時間;「出来事」としての絵本)
5 エッセイ・アト・ランダム―旅・履歴・etc(新聞は毎日立つ縁日である;潜在意識が演出する“即興的”本漁り;私の事故初体験;私の図書館・私の大学;終戦直後の語学環境 ほか)
6 南方熊楠とシェイクスピア(南方熊楠と文化人類学;シェイクスピア劇の中の王権・祝祭・道化)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

穂積

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多分野にわたる知識を縦横無尽につかいこなすさまには憧れる。2011/06/15

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