ちくま文庫<br> 芥川龍之介全集〈7〉

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ちくま文庫
芥川龍之介全集〈7〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 564p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784480023346
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「侏儒の言葉」「文芸的な、余りに文芸的な」「今昔物語に就いて」「西方の人」「芭蕉雑記」「プロレタリア文芸の可否」他29篇。全評論を収載。
【解説: 吉田精一 】

全評論を収載。―「侏儒の言葉」「西方の人」「芭蕉雑記」他29篇。

評論(短歌雑感
或悪傾向を排す
芸術その他
漢文漢詩の面白味
仏蘭西文学と僕
一批評家に答う
僻見
文部省の仮名遣改定案について
「私」小説論小見
「わたくし」小説に就いて
近松さんの本格小説
滝井君の作品に就いて
侏儒の言葉
文芸雑談
芝居漫談
今昔物語に就いて
文芸的な、余りに文芸的な
続文芸的な、余りに文芸的な
文壇小言
明治文芸に就いて
小説作法十則
10本の針
西方の人
続西方の人)
俳句論(発句発見
凡兆に就いて
芭蕉雑記
続芭蕉雑記)

内容説明

全評論を収載。―「侏儒の言葉」「西方の人」「芭蕉雑記」他29篇。

目次

評論(短歌雑感;或悪傾向を排す;芸術その他;漢文漢詩の面白味;仏蘭西文学と僕;一批評家に答う;僻見;文部省の仮名遣改定案について;「私」小説論小見;「わたくし」小説に就いて;近松さんの本格小説;滝井君の作品に就いて;侏儒の言葉;文芸雑談;芝居漫談;今昔物語に就いて;文芸的な、余りに文芸的な;続文芸的な、余りに文芸的な;文壇小言;明治文芸に就いて;小説作法十則;10本の針;西方の人;続西方の人)
俳句論(発句発見;凡兆に就いて;芭蕉雑記;続芭蕉雑記)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

65
文学者であると同時に評論家としての顔を見ることができると思います。皮肉を交えながらも論ずる内容はかなり深いところまで突き詰めているのではないでしょうか。小説家とはまた違う新鮮さがありました。2020/03/23

がらくたどん

52
芥川の随筆・評論が納められた巻。無駄のない言葉で整然と詰めていく論評はとても好み。ただ読書・教養量に圧倒的な差があるので息切れはする。本書は名作「侏儒の言葉」も収録されているが今回は「今昔物語に就いて」学生時代、最も興味があるのは本朝の世俗・悪行と言われて無邪気に「一緒だ」と有頂天になった。ではなぜ本朝の部が面白いか。仏法の部に出てくる超自然的存在は美しく生々しい。その美しい生々しさが「一層野蛮に」輝くのが本朝の三面記事的説話だからだと解かれて面白さって解析できるんだと驚いた。今昔の野生美は今でも楽しい。2022/03/28

優希

42
評論家としての芥川の顔を見ました。かなり深いところまで突き詰めているように思います。論じていることには無駄がなく、『西方の人』などかなり興味深い評論もありました。2023/03/21

ころこ

39
全集なので目を通す。その中で『文芸的な、余りに文芸的な』は谷崎との論争をはじめ、まとまった文章として読める。ある小説を読んでみて、そこに筋があるかどうかを読み取るのは、極端なことを言うと読者次第だ。表現は形式と内容に純然と分かれている訳ではなく、作者にとってそう表現するしかないものとして読者の前にあるからである。谷崎の方が設計主義的、人工的で、この点、三島由紀夫に似ている。(三島嫌いはこの点が嫌い)芥川は読者の体験として小説の読みを捉えていて、ライブの感覚に近くて現代的な考えだったのではないだろうか。2023/02/01

r.ramone

26
俳句論の読破は無理です(半ギレ)2021/10/31

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