ちくま文庫<br> タクシー狂躁曲

ちくま文庫
タクシー狂躁曲

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  • サイズ 文庫判/ページ数 238p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784480021588
  • NDC分類 913.6

内容説明

タクシーの内外にくりひろげられる、都会の昼の顔、夜の顔。からむ客、コッテリ熱い恋人たち、すごみをきかせるヤッちゃん。主人公の運転手が朝鮮人であることが分かった時の客や同僚の反応など、人々の欲望、喜び、怒り、哀しみを乗せ、タクシーは今日も走りつづける。在日朝鮮人の目を通して描かれる爛熟した大都会に生きる人々の滑稽にしてシリアスな物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

バカ殿。

4
岸谷五朗とルビーモレノが出ていた映画『月はどっちにでている』の原作。映画見たのは、フィリパブにはまってた学生時代の時だからもう20年以上前かな。当時は、在日というテーマを全く見逃し、比国人との恋愛しか見てなかった。原作と映画ストーリー結びつきが全くなくびっくりしたが、私の幼年時代の在日の友人たちとののやりとりを思いだしとても面白く読んだ。2016/01/28

bfish

3
「月はどっちに出ている」原作。映画は好きだったが、この原作は在日問題を中心とした辛辣な文章が延々と続き、僕には生理的に合わないようで苦手です。最近の事件を見ても、ドライバーさんの世界はかなり以前から過酷なんだな。2016/01/27

nawatobi

1
「国鉄の駅員さんとタクシーの運転手はコワイ(横柄だ)」といわれていたけど高度経済成長とバブルの頃でさえ肉体と精神を酷使していたらサービスどころではなかっただろう。今の運転手さんはタクシーでもバスでも親切だけどそれに見合った待遇を受けているか気になった/駅員さんは正社員もアルバイトも同じ制服だから利用者から分からないけど駅員としての仕事のかなりの部分をアルバイト・任期付きで賄っていることが駅や車内の募集広告から分かる。2011/12/14

Yukiko

0
優しく包み込む「母」のいない小説だなぁ。友だちの子ども時代の済州島の思い出が、理想化された「母」のようだけれど、本人にはないものとして描かれている。猪飼野も塵芥の浮かぶ運河も、主人公を包み込む「母」のようではあるけれど、不条理な世界だ。登場する女たちは色状狂だったり、父親の暴力から子どもを守ることのできない弱い女たちだ。でも、「お母さん」に会いたいんだよ。2014/07/03

かんじょん

0
自分の日常とは違う日常を圧倒的な面白さと真剣さで感じさせてくれた。 次は「闇の子供たち」を読ませてもらおうかな。

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