ちくま文庫<br> 芥川龍之介全集〈2〉

個数:

ちくま文庫
芥川龍之介全集〈2〉

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年06月15日 17時58分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 467p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480020826
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「或日の大石内蔵助」「西郷隆盛」「袈裟と盛遠」「蜘蛛の糸」「地獄変」「開化の殺人」「奉教人の死」「あの頃の自分の事」「邪宗門」他11篇収録。
【解説: 磯田光一 】

目次
或日の大石内蔵助
片恋
女体
黄粱夢
英雄の器
戯作三昧
西郷隆盛
首が落ちた話
袈裟と盛遠
蜘蛛の糸
地獄変
開化の殺人
奉教人の死
るしへる
枯野抄
邪宗門
毛利先生
犬と笛
あの頃の自分の事
開化の良人

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

65
芥川の「書ける力」を感じずにはいられませんでした。自分の考えを明記するのではなく、その文章から世界を想像する作品が多くなってきたように思います。人の心の機微を上手く描き出しているからと言えるでしょう。どの作品も引き込む力がありますが、中でも『地獄変』は圧巻です。2020/03/15

優希

43
芥川の「書く力」を感じずにはいられませんでした。圧倒的な文章力で、強い世界を見ているような気がします。特に『地獄変』は強烈な印象を残します。2023/03/21

ころこ

38
『戯作三昧』はオチがあり、筋のはっきりした作品だ。検閲を批判する現代社会批評であり、馬琴の失望と孫の霊言からの立ち直りに仮託して、作家の矜持を語らせている。馬琴が長編の作家であることは、芥川の無意識の願望が投影されていたのではないか。谷崎との論争で、谷崎の論を代表するような「筋のある」作家が馬琴である。芥川賞と直木賞が当時あったならば、馬琴はむしろ直木賞のジャンルの作家だといえる。一説には曖昧だと言われている芥川賞と直木賞の区分けに対して、当の芥川がその区分けを予言して強化しているようにさえみえる。この論2023/01/12

r.ramone

37
『戯作三昧』孫との触れ合いのあと執筆のスイッチが入る馬琴。『地獄変』娘のもとへ跳んだ猿を見たあと描画のスイッチが入る吉秀。芸術に己の全てを注いでいるように見える人間も、俗人と同じ救いを必要としている。芥川龍之介をただ芸術至上主義者と言い切れない深みがここにあるのではないかと思います。2020/09/13

ホームズ

15
『地獄変』『邪宗門』がやはり面白い(笑)『邪宗門』が未完なのは本当に残念。盛り上がってきた所だったのに(笑)『あの頃の自分の事』は小説ではないけど芥川の学生時代の話が楽しめて良かった(笑)2013/05/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/550809
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。