内容説明
敬語をうまく使いこなせないのは、大変な損だ。職場やつきあいの上で悩んでいる人びとにおくる、敬語に関する最良の案内書。
目次
敬語の乱れ 敬語のむずかしさ
敬語のはたらき
敬語のきまり
職場の敬語
敬語のテスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
isao_key
1
本書は1986年刊行。その前1975年に単行本でちくま書房より出版されている。さらにあとがきに初めに大泉書房から出たのが1966年とある。今年で47年、半世紀近くも前に敬語について書かれた本である。この間敬語がどのくらい変わったかと思い読んでみると、意外に変わっていないことに気づく。本文中の昭和40年11月の新聞記事の敬語を読んでも、まったく違和感がない。逆にそれだけ敬語の用法は確立しているのかもしれない。著者は敬語の能力は社会生活上の護身用武器であると述べる。とすれば英語より敬語を先に教えるべきだろう。2013/12/07
あ
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あ2017/05/06
ぐりにゃる
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体系的に纏められており、間違って使われる二重敬語がなぜダメなのか、そもそも敬語の本来の使い方とは、というところから説明してくれるので、単に暗記系やクイズ系の敬語の本に飽きていた自分には良かった本。でも敬語にしろなんにしろ、言葉と言うものは時代によって使われ方が移り変わると思うので、参考程度にとどめておきたいとは思う。2011/11/30
ソル
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名著2018/04/17