内容説明
まだ語られていないことばに出会うために、まだ生まれていない未来に出会うために、予感の扉を静かに開く哲学絵本。
目次
1 「人生は無意味だ」って、どういう意味なのだろう
2 十年前のぼくも、ぼくなんだろうか
3 ことばで言い表せないもの
4 自分の死を想像することはできるか
5 未来は存在しない?
著者等紹介
野矢茂樹[ノヤシゲキ]
1954年生まれ。東京都出身。東京大学大学院博士課程修了。北海道大学助教授を経て、現在、東京大学大学院総合文化研究科助教授。専攻は哲学
いとう瞳[イトウヒトミ]
1973年千葉県生まれ。イラストレーター。武蔵野美術大学油絵学科(版画コース)卒業。以後、個展、コンペ受賞等で作品発表しながら書籍装画、雑誌挿絵などで活躍中
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雉虎堂
3
死んだら一緒に焼いてもらいたい本、棺桶百冊ってのを選んでいるのだがこれは確実に入る。「この本は私のために書かれたのでは?」と思う本の一冊。哲学系ライトBL。2013/03/09
ふん
2
料理コラムニストの山本ゆりがたまにこの本に通じるようなことを考えてしまったという話のブログ記事を書いていることがある。彼女にこの本をすすめたい。2021/10/31
草
1
あなたの好きな本を一冊教えてくださいと聞かれれば迷わず差し出す一冊。好き=おすすめではない。2015/02/08
えんこ
1
内容にはうー…んってことが多かったけど、目次の前のページの文が好き。2014/07/24
しょうこ
0
とくに「ことばであらわせないもの」が好きだった2016/03/02