内容説明
本書に収録されている写真は、福井静夫が少年の頃より海軍造船官となって後も収集したものを始めとし、海軍の技術士官の中でも特に艦艇を愛しその写真を積極的に収集していた永村清(造船)、甘利義之(造機)などのコレクションを、海軍艦艇史大成のために福井静夫が引き継いだものである。さらに牧野茂(造船)などの協力で、戦後も一貫して収集を継続してきた。世界最強の酸素魚雷を秘めて、常に艦隊の前衛として太平洋を疾駆した日本海軍駆逐艦の誕生から終焉までの全艦型を網羅。海防艦、水雷艇、駆潜艇、哨戒艇を同時収録。
目次
一等駆逐艦(海風(1)
山風(1) ほか)
二等・三等駆逐艦(桜(1)
樺(1) ほか)
海防艦(占守;八丈 ほか)
水雷艇・新水雷艇(第一号水雷艇;第一四号水雷艇 ほか)
駆潜艇・哨戒艇(第三号駆潜艇;第八号駆潜艇 ほか)
著者等紹介
戸高一成[トダカカズシゲ]
1948年宮崎県生まれ。多摩美術大学卒業。財団法人史料調査会主任司書、同財団理事。厚生労働省所管「昭和館」図書情報部長を経て、呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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