内容説明
崩壊する教育、戦略なき外交、国民を裏切りつづける小泉改革…なぜ日本は真っ当な国家に脱皮することができないのか。
目次
第1章 教育行政の無策が国を滅ぼす(「ゆとり教育」をあざ笑う中国の「超エリート主義」;大学を滅ぼす文部省の大学支配 ほか)
第2章 このまま滅ぶな、日本(日本再生の戦略を準備せよ;北朝鮮の拉致問題は交渉事にあらず ほか)
第3章 「戦略力」を磨け(米中の戦略に呑み込まれるな;政権維持に拉致問題を利用してはならない ほか)
第4章 キーワードは「国益」(国力を損なう国立大学への予算削減案;かつての数学先進国はどこへ ほか)
第5章 人気取りの政権の限界(拉致問題解決のために発動すべき力と手段;公判停止で「永久の沈黙」となる薬害エイズ訴訟 ほか)
著者等紹介
桜井よしこ[サクライヨシコ]
ベトナム生まれ。ハワイ州立大学歴史学部卒業。「クリスチャン・サイエンス・モニター」紙東京支局員、アジア新聞財団「DEPTH NEWS」記者、同東京支局長、日本テレビ・ニュースキャスターを経て、現在はフリー・ジャーナリスト。1995年に『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』(中公文庫)で第26回大宅壮一ノンフィクション賞、98年には『日本の危機』(新潮文庫)などで第46回菊池寛賞を受賞
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