出版社内容情報
病気のため子供を持つのは難しいといわれた著者が、自分自身の迷いや欠落感を見つめながら「子供を持たない訳」を探る。
内容説明
ほしいけど持てない、みずから持たない…。カップルたちのそれぞれの理由。
目次
1章 私たちが子供を持てない理由
2章 子供がほしくて持てなかった夫婦
3章 自ら子供を持たない夫婦
4章 「子供を持たないという生き方」をエンジョイするために
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
7a
7
選択肢のひとつとして。子供を持つことを意識している人と、自然に恵まれた人との間には考え方に大きな隔たりがある。前者は得るもの失うものを、いちいちというと聞こえが悪いが意識しているように思う。諦めた人や諦めきれないでいる人、理由も病気や仕事や家庭環境や経済的な事情、更には世の中に対する責任など様々。それぞれが理由を持って今の生活を営んでいるでだから無思慮な言葉は少しでも減ってほしい。世の中は個を重視するように変化しているから多分そのうち子無しの肩身も少しは広くなるでしょう。2012/01/26
サラ.K
2
わたしは子供をもたないつもりなので、参考までに手に取った。読み終えて一番感じたのは、筆者のライターとしての力量不足。中学生の作文を読まされている感じ。もっとつっこんだ意見をききたかった。2010/12/17