出版社内容情報
情報社会で増大する雷害。ネットワーク・情報機器の障害から情報資産の消失まで、雷害リスク警告の書。
内容説明
直撃被害ばかりではないネットワーク・情報機器の障害から情報資産の消失まで…。雷害リスク警告の書。
目次
情報社会で増大する雷害リスク―雷がネットワークを踊らせる
第1部 雷害対策のあゆみ(海外の雷害対策―日本の雷保護は欧米先進国に10年遅れている;NTTを雷害から守る闘い―通信技術の発展と雷害対策のあゆみ)
第2部 電力と通信における雷害対策の現状(電気・電力の雷害リスク―電力事業最大の脅威・雷の被害低減に向けた取り組み;情報通信とEMC対策―情報通信での雷害対策はどう進んでいるか? ほか)
第3部 雷害対策への数々の挑戦(大規模総合雷害対策―IT社会の基礎となるファシリティをトータルマネジメントする必要性;全国雷観測ネットワークJLDN―リアルタイム落雷情報と過去データから何が見えるか? ほか)
第4部 雷害対策の規格と標準(改正JIS A 4201の意味―建築計画段階からの雷保護の検討を;改正JISと国際標準―JIS規格の新旧比較と国際標準一覧(資料))
著者等紹介
妹尾堅一郎[セノオケンイチロウ]
東京大学先端科学技術研究センター特任教授(知識創造マネジメント、知財ビジネス専門職育成ユニットプロジェクトリーダー)。研究領域は問題学・リスク論、コンセプトワーク論、ヴィジョン論、社会探索法他
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