- ホーム
- > 和書
- > 工学
- > 電気電子工学
- > 電気工学・電子・通信工学その他
出版社内容情報
発電の際,電気と一緒に熱も利用するコジェネレーション。それでエネルギー効率は倍以上になる。エネルギー問題の未来を開く書。
内容説明
発電と同時に熱も取り出すコジェネレーション。コジェネシステムは、(いままで排熱として捨てられてきた)熱を有効に利用することによって(従来の方式に比べて)2倍の熱効率となった。こんな明らかに得することを、企業が見逃すはずがない。いまぞくぞくとコジェネシステムを採用する産業・ユーザーがふえてきた。各家庭でもコジェネシステムで電気も熱も有効利用できないものか。生協(いま組合員1,100万人といわれる)で発電事業を推進する可能性を追求する。
目次
第1章 コジェネって何だろう(発電所の仕組み;実際のコジェネ;コジェネの種類;産業用から民生用へ;今後の展望)
第2章 電気料金はなぜ高い(電気料金の仕組み;原発の不経済性)
第3章 企業が原発を止める日(大企模発電の不経済;電力に市場を!;企業が原発を止める日)
第4章 もう1つの暮らし、もう1つの豊かさ(オール電化の200ボルト時代はやってくるか?;日本と韓国とアジアの電気事情;節電のすすめ)
第5章 もう1つのエネルギー、がんばる小水力(水車の現況と未来;自然と人間のエネルギー)
第6章 生存のためのエネルギーを求めて(生存のためのエネルギー政策;エネルギー協同組合の提案)