出版社内容情報
ゼロから何かを考え出してカタチにする、ブレークスルーを生み出す、“右脳型”問題解決力がやさしく・楽しく身につく! 他人とは一味違う、自分ならではの成果・アウトプットを出すためには、クリエイティビティ(創造力)を高めることが欠かせない。これからの時代のサバイバル・スキル!
目次
1限目 右脳型問題解決とは?(“右脳型”問題解決とは?;オープニング世界最高のイノベーター集団「豆電トリオ」)
2限目 ペインポイントをつかみ、問いをたてる(ペインポイントとは?;そもそも何のため?;観察する。共感する;ワクワクする問いをたてる)
3限目 アイデアを広げて、絞る(素晴らしいアイデアを生み出すには;数、数、数;ヒラメキ素材を集める;発想法を使う;「見える化」して絞る)
4限目 カタチにし、テストする(早く失敗し、早く学ぶ;説明するな、体感させよ;反応を見る。質問をする;GBを目指そう!)
著者等紹介
渡辺健介[ワタナベケンスケ]
デルタスタジオ代表取締役社長。1999年イェール大学卒業(経済専攻)、マッキンゼー・アンド・カンパニー東京オフィスに入社。ハーバード・ビジネススクールに留学後、マッキンゼー・アンド・カンパニーニューヨークオフィスへ移籍。2007年に同社を退社し、デルタスタジオを設立。著書の『世界一やさしい問題解決の授業』は25カ国、15言語以上で発売の世界的ベストセラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
emi
40
新年1冊目は10年ぶりの待望の新刊で!今回も子供も大人も楽しく読める、アイディアをワクワクしながら形にする方法。前作がいわば左脳型の問題解決、今回は右脳型とあるように、0から1を生み出す発想力をつける内容です。私は前作が本当に大好きで、どれだけ仕事に役立ったかわからないくらい感謝の一冊でしたが、今作はもっとワクワクする自分に気づきました。忘れていたけど、私はアイディアを楽しみながら形にするのがとても好きだったんだよね…。常識の外へ出るって、とっても楽しい!そんな気持ちになれる誰にでもおススメの一冊です。2018/01/22
すーさん
32
新しいものを生み出す、ゼロから1を作り出す力。その大切さが分かる。左脳型とはまた別の面白さがある。本書もとても分かりやすい。左脳型問題解決とは根本的に考え方が違う。どちらがいいというものではなく、状況状況に応じて適切なアプローチがあることを感じた。本書を読んでいて思ったのは、これからの日本にはこの考え方がとても活きてくるのではないかということだった。どんなことをして、どんな選択をすれば自分が楽しめるのか、そして周りの人も楽しめるように居場所を作ることができるのか、そんな尊大なことまで考えてしまった。2019/07/23
hk
18
『顧客はドリルが欲しいのではない。穴を作りたいのだ』 手段と目的の混同を戒めるフレーズが本書で紹介されている。これはけだし名言だ。先日、他書籍で学んだ、『お客様は商品ではなく解決策を欲す』という教訓に通底するものがある。 ドリルに固執してしまうと、他の手段に思いが至らなくなりがちだ。商品を売ることに拘泥すると顧客のペインポイント(悩みの種)を度外視して話を進めてしまう。手段の目的化はよろしくない。そして目的なき手段の押し売りはもってのほかだ。どちらも視野狭窄に陥った時に、思い起こしたい箴言である。2018/08/24
みたらしだんご
15
この右脳型が出る前に昨年左脳型?を読んでいて、高校生の時、もしくは大学生の時にでも出会えていたら…と思っていたので今回も読んでみました。ビジネスの匂いだけでなく、主人公だったり話にのせてやさしく教えてくれるようなスタンスがとても好きです。人工知能が流行って人間とは?みたいなことがよく話されるようになったため、そこと共通してきそうな感受性を生かす、みたいな大元が強いように思いました。さらっと簡単に読めました。2018/01/20
赤ずきん
13
ベストセラー「世界一やさしい問題解決の授業」続編。運動会をテーマに思考プロセスをわかりやすく説明してくれるのでサラリと読了。 ・どうすれば という言葉を入れることで解決策を前向きに考えられるようにアタマを切り替える(ワクワクする問いを立てる) ・アイデアを広げる段階では、でも ではなく いいね を心がける(アイデアを広げて絞る/数、数、数) ・時間制限を設けることで試験5分前の火事場のバカヂカラを強制的に引き出す(ボックスチャレンジ) 上の3つが印象的、今の仕事にも入れていきたい。