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出版社内容情報
見て聞く落語を見て読む落語にした本です。笑いと涙、人情とこっけい、奇想天外に駄洒落の落語ワールドに円窓師がお連れします。全10巻のうちこの巻には〈寿限無〉〈饅頭恐い〉〈ガマの油〉〈重乳根〉〈帯久〉等10話
SLA選定1087回(96年3月11日)、JLA選定2116回(96年4月19日)
小学高学年以上
目次
寿限無―(国語科)「縁起のいい命名とはいっても、こう長くては」
首屋―(社会科)「ビジネスとはいっても、首をかけるとなれば」
饅頭恐い―(家庭科)「タダでお菓子を食べるには、これに限ります」
松山鏡―(道徳)「親孝行のごほうびも、とんだ夫婦喧嘩のもと」
一目上がり―(算数科)「一つずつ進むはずが、どこかでずれちゃった」
ガマの油―(国語科)「これだけ難しい口上が、よくまあスラスラと」
垂乳根―(社会科)「ややこしい人と結婚すると、こういうことも」
試し酒―(家庭科)「肴も食べないで、一体どれだけ飲んだのか?」
子ほめ―(道徳)「何をほめるにも、きちんと作法があるようで」
帯久―(算数科)「借金を返す時は、ぜひ利息計算をお忘れなく」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おはなし会 芽ぶっく
6
教育出版国語 4年生 【平成27年度教科書著者紹介本 令和2年度教科書著者紹介本】2021/05/23
aosora
6
落語は難しいと思ったけどそんな事は無い!面白い。そして語彙が増える!聞いたことある言葉の正しい意味を知ることもでき、これはいい!2018/11/15
のほほん
5
「声を出して読んでください」とありました。初めは小さな声でボソボソ読みました。でもだんだん楽しくなって声を大きくしたり、人物によって声音を変えたりしました。「一目上がり」は知っていたのに読みながら「クフフフフ」でした。落語家さんは笑わずに話せてすごいです。「首屋」は初めてのお話でしたのでドキドキしながら読みました。そして、最後にきて「オチがあった」と気づいた自分にびっくりです。落語なのにねぇ。寄席で落語家さんのお話をきいてもドキドキして最後によかったぁと笑うのかしら。一度本物をきいてみたくなりました。2022/12/05
moe
1
独書。2018/12/06
Snow
1
マンガ「落語心中」に感化され、図書館で分かりやすいメジャーなネタの本を探していて。子どもに読んでやったら、しばらく「寿限無寿限無〜」言ってました(笑)2017/04/04