十七世紀のフランスのサロン―サロン文化を彩どる七人の女主人公たち

十七世紀のフランスのサロン―サロン文化を彩どる七人の女主人公たち

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 279p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784469250411
  • NDC分類 950.2
  • Cコード C3098

内容説明

フランス文化の発展上、サロンの果した役割は、はかりしれない。宮庭の縦の人間関係よりも、サロンの横の関係のほうが、対話を花さかせ、自由な批評によって文芸を育てるには有効な環境であった。そしてそのサロンを動かしたのは女性たちであった。本書は、17世紀フランスの著名なサロンの7人の女主人公たちと、サロンに集った文学者たちを描く。

目次

序章 サロンと女性・文化の触媒
第1章 はじめにランブイエ館ありき(サロンの成立;サロンの集い)
第2章 フェミニズムの元祖スキュデリー嬢
第3章 マレーの女王 ニノンとマリオン―浮かれ女サロン盛衰記
第4章 2大女流セヴィニエ夫人とラファイエット夫人―心ならずも大作家(めぐり会うまで;両極端は引き合う―対照的なサロンとのかかわり;釣合う知性たち―3文人の集会)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mana

2
この間読んだ「ヨーロッパのサロン」よりも範囲が絞ってあって、一人一人について詳しく書いてあったのが良かった。でも文章は「ヨーロッパのサロン」の方が読みやすかったかもしれない。途中ちょっと退屈だった。2012/07/15

takapin

1
面白い本です。もっともっと知りたいことが増えます。やっぱりランブイエ侯爵夫人のところが面白い。2012/10/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/629282
  • ご注意事項