内容説明
「カウンセリングの神様」カール・ロジャーズの生涯と理論、そのカウンセリングの実際まで、この一冊ですべてがわかる入門書。同時に、ロジャーズのカウンセリングにおけるスピリチュアルな側面にはじめて正面から光を当て、ロジャーズ・ルネッサンスを巻き起こす問題の書である。畠瀬稔氏のインタビューも掲載。カウンセリングを学ぶすべての人に捧げる必読の書。
目次
第1章 カール・ロジャーズの生涯
第2章 ロジャーズの理論
第3章 ロジャーズの臨床実践
第4章 批判とその反論
第5章 ロジャーズの影響
補論 ロジャーズをめぐる対話
著者等紹介
ソーン,ブライアン[ソーン,ブライアン][Thorne,Brian]
1937年5月25日、英国ブリストルに生まれる。ケンブリッジ大学卒業。学生時代、ヘッセ研究に取り組むと共にユングに熱中。元英国イーストアングリア大学教授兼カウンセリング研究センター所長。英国学生カウンセリング学会前会長。デイブ・メァーンズと並ぶ英国ロジャーズ派の重鎮
諸富祥彦[モロトミヨシヒコ]
筑波大学、同大学院博士課程修了。1997年、文部省在外研究中、英国にてソーン教授に師事。現在、千葉大学助教授。教育学博士。日本トランスパーソナル学会会長。臨床心理士。公認フォーカシングトレーナー
上嶋洋一[ウエジマヨウイチ]
東京教育大学教育学部卒業。筑波大学大学院博士課程教育学研究科を経て、現在、千葉短期大学専任講師、幸・総合人間研究所研究員
岡村達也[オカムラタツヤ]
東京大学大学院研究科教育心理学専攻第1種博士課程中退。東京都立大学学生相談室助手、専修大学文学部心理学科助教授を経て、現在、文教大学人間科学部臨床心理学科教授
林幸子[ハヤシサチコ]
米国サウス大学留学。ピーボディー・カレッジ・オブ・バンダービルト大学大学院で人間の成長とカウンセリング学専攻、教育学修士。テンプル大学ジャパン、心理カウンセラーを経て現在、東洋哲学の視点から人間性心理学を見なおす試みを行なっている。家族・介護問題研究会主催。NCC(米国カウンセリング学会カウンセラー認定委員会認定心理カウンセラー)
三国牧子[ミクニマキコ]
英国イーストアングリア大学留学。ソーン教授に師事。カウンセリング・ディブロマコース及びMA in Counselling Studeies専攻、2001年帰国。カウンセリング修士。現在、立教女学院短期大学学生相談室カウンセラー
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