植物生化学

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  • サイズ B5判/ページ数 502p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784431708575
  • NDC分類 471.4
  • Cコード C3045

内容説明

専門的な的確さと斬新さ叙述の明解さと理解しやすさを兼ね備えた植物の生化学・分子生物学最新テキスト。光合成、一次代謝と二次代謝、植物ホルモン、分子遺伝学や遺伝子技術など、植物の生理・生化学から分子生物学までを幅広くカバー。

目次

葉細胞の代謝系はいくつかの区画に分かれている
光合成による太陽エネルギー利用は地球上の生命の基礎である
光合成は電子伝達過程である
光合成ではATPが生産される
ミトコンドリアは細胞の発電所である
光合成のCO2同化経路はカルビン回路である
Rubiscoのオキシゲナーゼ活性で生じたホスホグリコール酸は光呼吸経路によりリサイクルされる
光合成は水利用と密接に関連している
多糖類は光合成でつくられた炭水化物の貯蔵と輸送の役割をする
硝酸の同化は生体物質合成のために必要である〔ほか〕

著者等紹介

ヘルト,ハンスワルター[Heldt,HansWalter]
1934年、ドイツ生まれ。ゲッチンゲン大学アルブレヒト・フォン・ハラー植物科学研究所植物生化学部門所長。研究分野は、高等植物の光合成における物質代謝と代謝産物輸送である。その研究業績により、1993年マックス・プランク研究賞を受賞した

金井龍二[カナイリュウジ]
和歌山県出身。東京大学理学部植物学科卒業。同大学院化学系研究科(生物化学)博士課程修了、理学博士。ドイツW¨urzburg大学およびT¨ubingen大学に2年半留学後、東京工業大学助手、埼玉大学理学部生化学科助教授、同分子生物学科教授を経て、1999年より埼玉大学名誉教授。植物生理・生化学専攻、研究分野はC植物とCAM植物の光合成と代謝産物輸送。主な著作「植物生理学講座」(朝倉書店)分担、C4 Plant Biology(Academic Press)分担など
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