都市と不動産の経済学

都市と不動産の経済学

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  • サイズ A5判/ページ数 477p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784423851036
  • NDC分類 332.9
  • Cコード C3033

内容説明

不動産は一国経済における重要な構成要素であり、日本においてGDPに占める土地の価値は他のどの国よりも大きい。本書はミクロとマクロの経済理論を踏まえて、その両面から都市と不動産を体系的に分析する経済モデルを提供する。住宅から業務用まで広い範囲の不動産市場に焦点を当て、生活や生産の基礎ともなる立地選択や不動産市場の機能を、具体的なデータと豊富な図表を活用しつつ、巧みな説明によって直感的な理解に導く世界的に定評の教科書である。

目次

第1部 不動産市場入門(賃貸市場と資産市場;不動産市場の働き―ミクロおよびマクロ・アプローチ)
第2部 不動産市場のミクロ経済学的分析(都市の土地市場―地代と地価;都市の住宅市場―構造的属性と密度 ほか)
第3部 不動産市場のマクロ経済学的分析(経済成長と大都市圏における不動産市場;住宅財市場―家計、価格そして金融 ほか)
第4部 不動産市場に対する地方政府のインパクト(地方政府、固定資産税と不動産市場;公共財、外部性と開発規制)

著者等紹介

瀬古美喜[セコミキ]
1972年慶応義塾大学経済学部経済学科卒業後、同大学大学院博士課程修了。1982年MIT経済学研究科博士課程修了。現在、慶応義塾大学経済学部教授。経済学博士

黒田達朗[クロダタツアキ]
1978年京都大学工学部卒業。1989年ペンシルバニア大学大学院地域科学研究科博士課程修了。現在、名古屋大学大学院環境学研究科教授(経済環境論講座)。Ph.D.都市・地域経済学専攻
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