出版社内容情報
【解説】
終末観思考や神秘主義を標榜しながらも,教勢拡大著しい新新宗教。多くの信者を擁し,社会的影響力さえ持つ5つの新宗教教団,そして修養団体など,新宗教の最前線を考察。
目次
第1篇 新宗教分析への視覚(日本宗教と修験道―修験カリスマの衰退と新宗教の勃興;新宗教研究におけるカリスマ論)
第2篇 現代新宗教〔新新宗教〕(現代日本における新宗興の諸相―阿含宗・世界真光文明教団・GLA総合本部と真如苑におけるカリスマ;現代新宗教におけるカリスマの生と死―高橋信次とGLAの研究;キリスト教系新宗教―ものみの塔聖書冊子協会・世界基督教統一神霊協会)
第3篇 新宗教と修養団体(新宗教教団の概観;創価学会・立正佼成会・霊友会・生長の家;パーフェクトリバティー教団の研究―「おしえおや」のカリスマと信仰療法を中心として;修養団体ならびに新宗教団教団における家族倫理―日本型親子関係から生じる病理現象への対応;修養団体の比較研究―「朝起会」はなぜ成功したか)